平成30年9月4日
【実家の空家】の問題!!
高校まで住んでいた実家、10年前に父が他界し母が一人で守っていた実家。
その母も他界し、実家は当然のごとく『空家』になった。どうしたらいいものか?
私も、弟も既に住む家はあるし仕事の関係で実家に住むことはありません。
空家となった一戸建ての管理は大変です。
500坪の土地に母家と納屋、それに付属建物が数個あります。又、田や畑もあります。
私も、弟も車で1時間少々のところに住んでいますので、
当初は弟夫婦と二週間間隔で帰って、母家の掃除や風通し・庭の手入れや草取り・・等々を
行なっていましたが、二種間間隔と言っても、何ヶ月も続くと大変なんです。
特に、車で長時間運転するので交通事故が気になっていました。疲れて帰る時の運転は
特に注意したものです。
金銭的な出費も多々、作業応援者への日当やシルバ-の方々への支払い等がありました。
■誰も住まなくなった家は劣化が早く、
放火や倒壊などの危険があります。
母家と納屋の管理や、庭の除草・田畑のメンテナンス等々で半年も続けると、
このまま実家の管理を続けられるだろうか? いつまで続けなければいけないのだろうか? と
真剣に考えるようになりました。なんとかしないと・・・・
①まず倒壊が心配だった、納屋の解体をおこないました。
解体業者に見積もりを取りましたが、
解体費用も意外と高いものです。
建物は、使用材料ごとに分別が必要で
意外と手作業が多いとのことです。
とにかく台風などで納屋が倒壊し
近隣の方々に迷惑をかけることを避ける為に
解体を行うこととしました。
②母屋と付属建物は、父と母の遺留品があるために残しておくこととしました。
母屋と付属建物、そして500坪の宅地が残っていますので、
まだまだ、実家の空家の管理と500坪の土地の除草や田畑のメンテナンスが続きます。
③田と畑は親戚の農家の方に頼みました。
馴れない農作業を行わなくて済むので、これだけでも助かりました。
しかし、周囲の農家の方々も年配者が多いようなので何時まで頼んで引き受けてくれるのか?
田畑のめんどうをみてくれる農家の方がいなくなったら? どうしょう!!と心配しています。
■今後の数年間に空家の可能性は!!
1/3は空家の可能性大
日本には今、空家が1千万戸近くあると推測されています。
総務省の住宅・土地統計調査によると直近の2033年には全住宅の約3割が空家に
達すると予測されています。
空家がそれだけ増えてしまうと、防災・衛生・景観の地域住民の生活環境に深刻な
影響を及ぼしてしまいます。
その時になって、宅地と建物を売るとしても
中古の家を欲しい!! という買い手を探すのが
難しい時代になってしまう可能性があります。
後々までも、実家の空家と500坪の土地の
管理が残ってしまうと子・孫に託すことに
なりますので自分の代になんとかして
おかないと!!・・・・と痛切に感じております。
私の実家の周囲の知人・友人・親戚等を見渡してみると、数年後には空家になる
可能性が大です。なんとも言えない複雑な気持ちになります。
10年後、20年後の人口減による過疎化の進行!! どうしたらいいものか???
■将来の不安と管理負担軽減の為に、
太陽光を設置しました。
10年後、20年後の不安!!
母家と付属建物の管理と500坪の管理負担減を目的に太陽光を設置しました。
太陽光設置に伴い、一般社団法人 太陽光発電協会に固定価格制度について相談し、
必要書類等を提出して申請しました。
①太陽光は、4.9kwとする。
②太陽光用の敷地は、約500坪とする。
③測量を行う。
④建物の解体と付属建物の解体を行う。
⑤太陽光に影響する、樹木の伐採を行う。
⑥南隣宅の樹木を伐採許可を依頼する。
⑦太陽光設置業者は〇〇業者に依頼する。
太陽光を設置することにより、空家の管理と500坪の土地の管理は解消した。
■不思議なもので、太陽光を設置した後に土地+太陽光で
購入希望者が殺到したので有利な条件で売買できました。
【宮崎市の不動産】
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